バイトを辞めるのが怖いと感じるのはなぜ?連絡の仕方や怒られない辞め方について解説!

バイトを辞めるのが怖いと感じるのはなぜ?連絡の仕方や怒られない辞め方について解説! アルバイトコラム

「バイトを辞めたいけど怖くて切り出せない……」
「店長に怒られるんじゃないかと不安……」

そんなお悩みを抱えている方はいませんか?

アルバイトをしていると自分に合わないと感じたり、事情が変わったりして辞めざるを得ない状況になることがあります。ただ、このとき辞めることに恐怖や罪悪感を感じてしまうと辞めにくくなってしまい、精神的に辛くなってしまうことでしょう。

この記事では辞めるのが怖いと感じてしまっている方に向けて、怖いと思っている理由を掘り下げつつ、円満に退職するための方法を解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

バイトを辞めるのが怖いと感じるのはなぜ?

悩む店員
バイトを辞める時に怖いと感じられる理由としては以下の2点が挙げられます。

理由1 店長に怒られるのが怖い

バイト先の店長が気難しい人であったり、信頼関係を築けていなかったりした場合、辞めることを伝えた際に怒られるのではないかと思い、委縮してしまうことがあります。
特に、これまで遅刻や勤務態度などについて怒られた経験がある人は余計に恐怖を感じてしまうことでしょう。

また、職場内が常に忙しくて人手不足が深刻な場合、店長などの上の立場の人は精神的な余裕がなくなってしまっていることも多いので、やはり恐怖感が増大してしまう要因になります。

理由2 バイト先の人に迷惑がかかるのが怖い

バイト先の人に迷惑が掛かるかもしれないという思いから恐怖感が湧いてきて辞めるのを躊躇ってしまうという方もいることでしょう。

バイト先の人が厳しい人の場合はもちろんのこと、丁寧で優しい人ばかりだった場合も罪悪感から恐怖を感じてしまうかもしれません。

また、バイト先のお店が自分の生活圏内にある場合には、この先なにかのきっかけで気まずい思いをしてしまうかもしれないと心配になる方もいるようです。

バイトを円満に辞められる方法とは?

笑顔の店員
「怒られるのが怖い」「迷惑をかけてしまいそうで怖い」と感じている方に向けて、ここではバイトを円満に辞められる方法を紹介していきます。

辞める意思を伝える際はなるべく対面で

辞めることを伝える際は、なるべく対面で直接言うようにするとよいでしょう。
電話や文章など表情が見えない状況で辞める意思を伝えた場合、かえって話がこじれてしまう可能性があります。

「お話ししたいことがあるので、後でお時間をいただけますか」といった形で切り出し、相手の時間が空いているときに話すようにしましょう。

理由を正直に話す

バイトを辞める理由は様々ありますが、正直に話すことで理解を得られやすくなることでしょう。理由を隠したり、ごまかしたりすると、相手に対する信頼関係が損なわれる恐れがあります。

原則として、バイト先としても辞める予定の人を無理やり働かせることはできません。

「学業に専念したい」「家庭の事情」「体調不良」などといった理由を正直に話せば、相手方としても受け入れざるを得ないでしょう。

なるべく早い時期に話す

辞める意思が固まったら、なるべく早い時期に相手に伝えるようにしましょう。多くの職場では1か月前に通知する旨がルールとして定められていると思います。

急に辞めると人員の補充などの面で相手にとって困った事態に陥ることが考えられます。そうすると、職場としても辞める人を気持ちよく送り出すことができなくなる可能性もあります。

相手との関係についても気にかけながら、適切なタイミングで辞めることが大切です。

バックレは厳禁

辞めるのが怖いからといってもバックレるのはやめましょう。

事前連絡なしにバイトを休んだ場合、バイト先から連絡が来ます。それも無視した場合には、入社時に提出した緊急連絡先にまで電話をされてしまいます。

つまり、バックレたとしてもバイト先とのつながりを断ち切れるというわけではなく、その後、どちらにせよ電話等によるやり取りをしなければならないのです。

かえって話がこじれてしまう可能性があるため、バックレをするのは厳禁です。

それでもバイトを辞めるのが怖い時の対処法

スマホを持った女性
バイトを円満に辞めるための方法を知った後でも、まだバイトを辞めるのが怖いと思ってしまっている方もいるかもしれません。

ここでは、そんな方に向けてバイトを辞める上での心構えや、なるべくバイト先と交渉しないで済む方法などを解説していきます。

アルバイトにも辞める権利があることを確認!

まず、アルバイトにも辞める権利があるということを確認しましょう。

法律上、契約期間が定められていない雇用形態の場合は2週間前に予告をすれば仕事を辞められることになっています。

民法627条には「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」と記載されています。

また、有期雇用契約の場合でも、契約期間の初日から1年が経過している場合には自由に退職できます。さらに、やむを得ない事情がある場合にも退職が認められています。

バイト先によっては「辞めるなら代わりを見つけろ」とか「辞めたことによって生じる損害を賠償しろ」といった脅迫をしてくるところもあるようです。しかし、こういった言説は法的に無効になる場合も多いので、まずはアルバイトでも自由に辞める権利があるということをよく確認しておきましょう。

トラブルが怖い方は国が運営する総合労働相談コーナー、連合のなんでも労働相談ホットライン、日弁連の法テラスサポートダイヤルなどに相談してみてください。

親に電話してもらう

実家暮らしであったり実家の近くに住んでいたりして、親のサポートを得やすい環境にいる場合は、親の協力を仰ぐのも良いでしょう。

悩みを相談して心の支えになってもらうことで、勇気を持って辞める決断ができるかもしれません。

また、心身に不調が生じてバイト先に連絡できるような精神状態でない場合には、親に代わりに連絡をしてもらうのもひとつの手です。

退職代行サービスを使う

退職の連絡をするのがどうしても怖いということであれば、費用はかかりますが退職代行サービスを利用する方法もあります。

退職代行サービスは本人に代わって専門家がバイト先に退職する旨を伝えてくれるというサービスです。費用は1回あたり数万円程度となります。公式ホームページを確認して、信頼できる業者を利用するようにしましょう。

まとめ

バイトを辞めるのが怖いという人向けに円満な辞め方や対処法を解説しました。

店長に怒られるのが怖い、周りの人の迷惑にならないか怖いといった理由で辞められない人は、まずアルバイトであっても自由に仕事を辞める権利があるということを確認するようにしましょう。

なるべく早い時期に、対面で、退職理由を正直に話すようにすれば円満に辞められる可能性が高まります。どうしても怖いという場合には、退職代行サービスを利用するという手もあります。

この記事を読み直して、バイトを退職する際の恐怖感を払拭してください!

タイトルとURLをコピーしました