カフェのバイトはやめたほうがいい?きついポイント・向いている人をそれぞれ解説

カフェのバイトはやめたほうがいい?きついポイント・向いている人をそれぞれ解説 アルバイトコラム

アルバイトを探している人の中には、「おしゃれなカフェで働きたい」と考えている人も多いことでしょう。また、何となく「落ち着いた空間でまったりと優雅に働ける」といったイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、実際のカフェのバイトは体力的・精神的にきつい部分の多い、かなりタフな仕事です。働き始めてからそのギャップに苦しんで、すぐに辞めてしまった方も少なくありません。

この記事では、「カフェのバイトはきついからやめたほうがいい」といった言説を目にした方向けに、きついと言われるポイントや向いている人の特徴などを解説します。

カフェバイトのきついポイント5選

悩む店員カフェのバイトでよくきついと言われるポイントは、主に以下の5点です。

  • 混雑時の忙しさ
  • 体力的なしんどさ
  • 時給が高くない
  • 覚えることが多い
  • マナーの悪いお客さんに絡まれる

ポイント1|混雑時の忙しさ

混雑時のカフェは非常に忙しく、テキパキと仕事をこなさなければなりません。

ホール担当の人は「席への案内」「オーダー取り」「注文の品の配膳」「机の片付け」「レジ打ち」等の業務をその場の状況を見定めながら的確に行う必要があります。またキッチン担当の人も、休む間もなく殺到する注文を片端から捌かなければなりません。

また、カフェは通勤時間帯、お昼時、夕方、夕飯時など混雑する時間帯が断続的に訪れます。暇な時間帯にのみ働くといったことは叶わず、基本的に1回のシフトのうちどこかでは必ず多忙な時間帯にあたります。

ポイント2|体力的なしんどさ

カフェのバイトは意外にも体力を要求されます。

まず、仕事中は基本的に立ちっぱなしになり、重い料理やドリンクを運ぶことも少なくありません。忙しい時間帯はキッチンとフロアの間を短時間に何回も往復しながら配膳を行います。

また開店前や閉店後では、仕込みのために業務用サイズの商品を大量に運ぶこともあります。

シフトが終わったら足が棒のようになってしまい、ただ歩くことすらしんどくなっていることも珍しくありません。

ポイント3|時給が高くない

カフェの時給相場は、地域にもよりますがおおむね1000円~1500円程度です。

最低賃金+α程度の時給となっているカフェも多く、他の職種に比べると給料の面で物足りなさを覚える場合もあるでしょう。

ポイント4|覚えることが多い

カフェのバイトは覚えることが多く、特に勤務を始めた直後は混乱することも多いでしょう。

コーヒーや紅茶にこだわりを持って経営しているお店などでは、一般的なメニューのほかにもコーヒー豆や茶葉にも複数の種類を用意している場合があります。その他、お客さんへの対応やレジ操作、調理などこなさなければならない業務は多岐にわたり、その分覚えなくてはならないことも多くなります。

ポイント5|マナーの悪いお客さんに絡まれる

接客業である以上、お客さんとの間にトラブルが生じることも珍しくありません。

レジの打ち間違えやオーダーミスなどこちら側の非が咎められることもありますし、また特に悪いことをしていないのにマナーの悪いお客さんに理不尽に絡まれることもあります。

カフェのアルバイトでは、こうした場面に相対したときの冷静さ・ストレスへの耐性が求められます。

【結論】「おしゃれ空間でゆるく働きたい」という人には向かない

「おしゃれな空間でゆるく働きたい」といった考えでカフェのアルバイトに応募しようと思っている方は、いま一度、本当に自分に向いている仕事なのか検討した方が良いでしょう。

カフェの仕事は体力的・精神的な負担が大きく、時給も決して高くはありません。「楽に稼げるバイト」ではないため、ゆるく働きたいという方は入社後にギャップを感じてしまう可能性があります。

カフェバイトに向いている人

カフェバイトに向いている人カフェのバイトに向いている人は、主に以下の5つのどれかに当てはまる方です。

  • 体力に自信のある人
  • コミュニケーション能力がある人
  • 記憶力のある人
  • 臨機応変に対応できる人
  • カフェに関する知識を増やしたい人

体力に自信のある人

先述の通り、カフェの仕事は立ち仕事であり体力が求められます。

体力に自信があり長時間のシフトも問題ないという人は、お店側からしても非常にありがたい存在として重宝されるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

カフェではお客さんとの円滑なコミュニケーションが求められます。明るく感じの良い対応ができ、かつ注文を正確に伺うことのできる人はカフェでの仕事に向いていると言えます。

記憶力のある人

カフェではメニューやサービスのルールが多岐にわたります。言われたことをすぐにきちんと覚えられる人は、カフェでの仕事にも順応しやすいと言えるでしょう。

臨機応変に対応できる人

カフェでは臨機応変な対応が求められます。

特に混雑時にはオーダーやレジ、テーブルへの案内など各場面で処理が滞りがちになるため、注文の状況やテーブルの状況を正確に把握し、どの業務を最優先にすべきなのか自分で考える必要があります。

そういった意味で、その場の状況に応じて柔軟にテキパキと働ける人はカフェでの仕事に向いていると言えるでしょう。

カフェに関する知識を増やしたい人

カフェで働くとコーヒーや紅茶、スイーツなどについて色々な知識を身に着けることができます。

こういった知識について興味がある人は、カフェでの仕事も楽しくこなすことができるでしょう。

まとめ

カフェは世間で流通しているイメージとは裏腹に体力的な負担が大きいです。「おしゃれな空間でゆとりをもって働きたい」という方にはあまり向いていない職業ですが、反面、体力やコミュニケーション力があり、柔軟性や知識欲を持つ人にはうってつけな仕事とも言えます。

カフェでバイトをしたいと思っている人は、自身の性格や仕事に求める条件などを改めて見直し、本当に自分に向いている仕事なのかよく検討してから応募してください。

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